出張開催のご依頼
コダイバ!(CoderDojo Ibaraki)は教育機関・団体に所属するお子様に向けてワークショップなどの出張開催を行っております。新型コロナウイルス感染症対策のため、オンラインでの開催を基本としておりますが、茨木市内の会場であれば対面で開催させて頂くことも可能です。
ご興味をお持ちの方はibaraki_wam.jp@coderdojo.com までご連絡ください✍️
子どものためのプログラミング道場『CoderDojo』について
CoderDojo に興味を持って頂きありがとうございます。本資料では CoderDojo の活動内容と連携事例をご紹介しています。様々な組織との継続的な連携に際し、ご参考にして頂ければ幸いです。
印刷用のPDFファイルを下記からダウンロードできます。
https://coderdojo.jp/docs/about-coderdojo に記載されている内容を2022年1月の情報で最新化して転記しています。公式情報は上記リンクからご参照ください。
CoderDojo とは?
CoderDojo は7〜17歳の子どもを対象にしたプログラミング道場です。2011年にアイルランドで始まり、世界では112カ国・2,200の道場、日本では全国に237以上の道場があります。CoderDojo は全国各地で定期的に開催されており、毎週、同時並行的に道場が開かれています。
CoderDojo の特徴は、オープンソースと呼ばれる文化に根付いた非営利のコミュニティである点です。例えば PHP や Perl, Python, Ruby といったプログラミングのコミュニティが横断的に関わっており、中には業界の第一線で活躍される方々にもご協力していただいております。現在はさらに、エンジニアやデザイナーだけでなく、各地域の保護者や学生などにも広がりを見せています。
また、CoderDojo では統一したカリキュラムは採用していません。代わりに必要な時にメンターが相談に乗ったり、子ども同士で学び合うことを推奨しています。これは受動的に何かを教わることよりも、作りながら主体的に学ぶことに価値があると考えているからです。このため、子ども達が自発的な興味・関心を追究する「広場」のような場所として、CoderDojo が存在しています。
写真: CoderDojo 西宮・梅田における風景
CoderDojo Kashiwa × 柏市 の事例紹介
千葉県柏市では、2017年度より全国に先駆けて市内にある42校すべての公立小学校において、プログラミングの授業を開始しました。この授業は、柏市教育委員会と CoderDojo Kashiwa が共同で進めたプロジェクトです。教育行政と CoderDojo が連携する際のご参考になれば幸いです。
CoderDojo が果たした役割
柏市では小学4年生の総合的な学習の時間を2コマ使い、Scratch を使ったプログラミングの授業を行っています。CoderDojo Kashiwa が柏市教育委員会と協力して行っているのは次の3点です。
1. カリキュラム作成のサポート
Scratchを使ったカリキュラムを作成するサポートを行いました。初めてプログラミングをする子どもたちでも作れるミニゲームの提案やプログラム作成のサポートをしています。
2. 教員研修のサポート
夏・冬に行われる現場の先生方を対象とした研修会にて、プログラミングを子どもたちに教える際に気をつけるべきことや、ポイントなどを先生方にご紹介しました。また、一部の先生は実際に CoderDojo に来て、子どもたちの様子などを見学されていました。
3. イベントの共催
CoderDojo と教育委員会が共催して、プログラミングイベントを開催しました。CoderDojo Kashiwa が主催した ScratchDay 2017 in Kashiwa では、教育委員会の先生方にご登壇いただき、柏市の目指すプログラミング教育についてのクロストークを行いました。また、8月に教育委員会が主催した「かしわプログラミングフェスタ」では、CoderDojo Kashiwa がワークショップを行いました。
CoderDojo Kashiwa と柏市教育委員会の連携について更に詳しく知りたい場合は、次のサイトを御覧ください。 https://coderdojo-kashiwa.com/project/kashiwaprogram/
教育行政と CoderDojo
学校の授業でプログラミングに触れた後に、さらにやりたいと思った子どもたちがより深める場所として CoderDojo に来てもらうのもいい連携方法です。2020年に全面実施される次期学習指導要領には、「社会に開かれた教育課程」というキーワードがあります。これは、学校教育も地域社会の活動と連携していくべきだという考えです。全国に広がる地域社会活動の CoderDojo は、教育行政との親和性が高いと言えるでしょう。
参考資料1:データで見る『CoderDojo』
2022年1月時点の各データ
全国の道場数: 237 Dojos (+26)
累計開催回数: 5,513 回 (+1227)
累計参加者数: 35,337 人 (+7,247)
統計情報に関する留意事項
集計対象: 185 / 237 Dojos (78%)
集計手法: Doorkeeper, connpass, FB (API)
他、詳細: https://coderdojo.jp/stats (OSS)
参考資料2:事例で知る『CoderDojo』
教育行政 × CoderDojo
法人 × CoderDojo
他、各種資料まとめ
提携している法人パートナー (敬称略)
CASE Shinjuku, YassLab, Scrivito, OpenSource Cafe, 未踏ジュニア, Cygames, NPO法人のためのIT支援事務所 ht, esa LLC, さくらインターネット, Hay未来の税理士法人,TOPSIC, progate, algolia, Facebook Japan, みんなのコード, techsoup, Github, WRO Japan, HackforPlay, Google Japan, TFabWorks, GRIPS, The Pokemon Company, DIVE INTO CODE